suede live @台北國際會議中心 の前置き

気がつけば5年ぶりの日記になったけれど、せっかくなので備忘録もかねて。

2016/08/16(Sun)
2年ぶり5度目のsuedeライブ。
台湾に向かう3日前から下痢はとまらんわ、2日前には38.3°Cの熱も出るわで今回はほんとに行くことが危ぶまれたライブだった。
余談だけど、今年はcharlatansとturnoverってバンドのライブも仕事やら体調不良で参加できなくて、3度目の悪い正直になるところだったので、とりあえず参加することはできて良かった。

病み上がりの体ゆえに、台湾特有の濃くて脂っこい、いかにも体に悪そうなアホみたいに美味しい料理を見逃しつつ、2度目の台湾ゆえに行きたい観光地もないという二重苦に苛まれた2日間。

その末にたどり着いたのが、市内でもアクセス抜群な台北のランドマーク、台北101すぐそばの台北國際會議中心。
キャパは3100人で最近でもTravisflumpool妖怪ウォッチなんかのライブやイベントが開かれたなんでもありな会議場。
フロアは、2000人規模の日本のフラットなライブハウスのそれとは全くの対極。Dog Man Starのライブが行われた大阪NHKホールを彷彿とさせる指定席制で、梅田のクラブクアトロみたいに階段状になっているのが延々とビルの3Fくらいの高さまで続く完全に高所恐怖症殺しなヴェニューだった。
私の席は前から9列目のセンターと、ステージを俯瞰するには絶好のポイント…のはずだった。

さて、18:30に開場して入ってみると左には物販コーナー。
大きいサイズのポスターは日本円で300円と破格だったものの、絶対に家に着くまでに見るも無残な姿になることは容易に想像できたので、Tシャツだけ3000円で購入。
フロントデザインが今回のアルバムジャケットで、バックがアジアツアーのスケジュールになっていた。
165cmくらいまでの細身の方にはSサイズでいいと思う。このTシャツをこれからも着るためには私はこれ以上太れぬ…

ともあれやることもないので早速席へと移動。
隣には30代半ばくらいの男の人と、20代後半くらいの女の人。2人とも手持ち無沙汰そうにスマホをいじる単身参加者だったので、せっかくなので話をしてみた。
男性は97年発のSci-Fi Lullabiesからというファン歴19年の韓国からお越しの方。今日は5度目のsuedeライブで、今回のアジアツアーに至っては韓国〜台湾〜香港(仕事の都合でいけなくなったもののサマソニ大阪の券も購入済み)というダイハードファンだった。
方や女性はファン歴9年と、ガチ男のキムさんに比べたらソフトな地元ファンの方だった。

3人でどのアルバムが一番いいか、今夜のセットリストは何が演奏されたら嬉しいか、なんでサマソニsuedeがトリじゃないのか、日本は馬鹿なのか、そんなことを語らいながら楽しく開演のそのときを待ちわびていた。

まさかあんなことになろうとは思いもせず。